盛岡・岩手を壊すのは誰だ?自然じゃなく行政だ※岩手二次日報
気象警報の裏にある“人災”の構図
岩手県内では、5月21日にかけて雷・突風・急な豪雨などが発生する恐れがあるとして、盛岡地方気象台が警戒を呼びかけました。原因は、前線や暖気の流入による「大気の非常な不安定化」。天気の急変で被害が出ないよう、積乱雲の発達にも注意が必要とのことです。
……と、ここまでは「自然災害」ってことで済まされがちですが、ほんとにそれだけですかね?
森林を壊したツケ、ちゃんと返ってきてます
そもそも、近年の極端な天気の乱れって、「気候変動」だけじゃ説明がつかないほど急激で局所的すぎませんか?
風の通り道をふさいでいた山を削り、雨を吸ってくれていた森を伐採して、代わりに何を置いたかって?──太陽光パネルと風車ですわ。
特に風力発電は、巨大なブレードを回すために、山の尾根を片っ端から削り倒してる。その結果、風が一気に吹き抜けるようになり、雷や突風、土砂災害まで起きやすくなってる。自然のダムだった山林をぶっ壊したんだから、そりゃあ水害も起きますよ。
「自然エネルギー」と聞こえはいいけど、その代償は自然破壊と地域破壊。それって本末転倒じゃないんですかね?
誰のための政策ですか?
地方での乱開発を推し進めてきたのは、自治体と国。再エネ利権に群がった一部企業と、それに乗っかった議員や官僚たち。地元住民の声より、外資や上の顔色ばかり見てるその姿勢、もうバレてます。
地元で働く真面目な公務員を責めるつもりはないけど、行政のトップに立ってる人間たちが、結果として地元の環境と未来を売ってるのは事実。そしてそれを止められない仕組み、なあなあで回る構造にもメスを入れないと、もうこの国は本当に終わる。
今こそ、声を上げるとき
このままじゃ、森は消え、山は崩れ、川は濁り、町は沈む。
その一方で、でっかい風車と使い道のないメガソーラーだけが残る、ってわけですよ。
しかも、その撤去費用は国民の税金でって?ふざけんな、ですね。
自然災害に見えて、実は人災。
そして、その背景にあるのは、利権と怠慢と無責任。
――今一度、「誰のための政治か」を、問い直すとき。